部活動ガイドライン


聖ウルスラ学院英智 部活動指導方針

本校における部活動教育の意義

キリスト教的人間観に基づく人格形成を目指す本校の教育理念実現の大切な教育活動の一つとして意義づける。

部活動には、同じ目的を持った仲間と学年や学級を超えて活動することで、生きる力の育成と高次元の確かな学力を磨くことができる等、大切な教育的意義がある。

上記の意義の実現のためにも、次の2本の柱を大切にする
(1)本学院の教育目標を達成する生徒の健全な心身の成長
(2)教員のワーク・ライフ・バランス

学期中の休養日の設定

◎週当たり2日以上の休養日を設ける。平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日は少なくとも1日以上を休養日とする。
◎週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。

長期休業中の休養日の設定

◎学期中の休養日に準じた扱いを行う。
◎生徒が十分な休養を取ることができるとともに、部活動以外にも多様な活動ができるよう、ある程度長期の休養期間を設ける。

1日の活動時間

◎長くとも平日では2時間程度、学校の休養日は3時間程度とし、合理的でかつ効率的・効果的な活動を行う。

朝練習

◎朝練習については、原則禁止とする。但し、校長が、大会やコンクール等で特別な事情があると認める場合のみ限定的に朝練習をできるものとするが、その場合でも学習が始まる前の時間帯であることを考慮した内容や強度となるように計画・実施すること。

ハイシーズンの設定

◎年間を通して目指す様々な大会やコンクールがあるが、目指す大会・コンクールで力を発揮するためには技能を強化する期間が必要であり、上記の基準だけでは生徒・保護者のニーズに応えらない現状がある。従ってこのような時期には「ハイシーズン」として活動日を増やし、その分、それ以外の時期に休養日を確保し、生徒の身体的な疲労の蓄積やバーンアウトを防止するとともに、部活動に対する意欲の維持・向上に努める意識を育成することが大切である。その際には、恒常的にハイシーズンとならないように、生徒の教育上の意義、生徒及び顧問の負担軽減の観点から、参加する大会、コンクールなどを精査することも一考すること。

部活動が、より良い教育活動となるように、校長の下に部活動総括委員会を置く

2022年度部活動総括委員長…主幹教諭/坂田 浩二、コース長/喜古 康、阿部 仁
本校では部活動に係る指導方針を一般的な部活動と強化指定部活動として区分し、部活動の運営に当たることとする。