「法領塚古墳」が仙台市の指定記念物に指定されました
2025.02.18
聖ウルスラ学院の敷地北東に所在する「法領塚古墳」が、仙台市教育委員会によって新たな市の文化財(史跡)として指定され、本日告示されました。築造年代は古墳時代(7世紀前半頃)とされており、今回の評価の主な観点は、以下の3点です。①当時の墳丘(土を盛った高まり)と横穴式石室(埋葬するための施設)を今に残す市内唯一の古墳であること。②直径55メートルと古墳時代終末期築造の古墳では東北地方最大級の円墳であること。③古墳の造り方が福島県や茨城県の古墳と共通することから他地域と交流があったことを読み取れること。 古墳文化が終わりを迎える時期において、当時の地域一帯を代表するような有力者の存在や、地域的な交流があったことを今に残す貴重な史跡であると評価されています。