本校の教育
新型コロナウイルス感染拡大により、教育現場では高度な現状分析が求められています。
本校では「教育の強靭化」を宣言し、あらゆる手立てを使って子どもたちの健康と教育を守る環境を構築しています。
教育目的
「キリスト教的人間観に基づく人格の形成」
本学院は、キリスト教的人間観に基づく人格形成を教育の目的とする。イエス・キリストの教えは、隣人愛も含め、生きとし生けるものが愛のうちに生きるものであることを説くものであり、福音的な社会の実現を求めるものである。日本人として、また世界人としての人格の形成をこのカトリシズムの教育を通して行うことを、教育の指針とする。
教育目標
- 1. 世界と自己のうちに働く神を知り、感謝と愛のうちに生きる人
- 2. 内なる良心に従い、自己の言動に責任を持つ自由な人
- 3. 自己に与えられた課題に常に挑戦し、自他を発展させるために努力する人
- 4. 自他の尊厳を認め、謙る心をもって福音的な社会の建設に向け、自己の使命を果たそうとする人
高等学校のSchool Policy
◎このような学びを行います。
3コースともに、基礎学力から応用力まで各生徒の進路に応じた学力が身につくように、コース教育の特色ある丁寧な指迎を行います。
◎卒業までにこのような生徒を育てます。【目指す生徒像】
自己有用感を育み、人間力の涵養を図り、社会の変化に柔軟かつ主体的に対応できる生徒を育成します。
- 1. 活力があり、凜とした生活態度を重んじる品位ある生徒
- 2. 思いやりの心を持ち、人権感覚を身につけた生徒
- 3. 自らの進路を切り拓き、生涯にわたって学び続ける志を実現しようとする生徒
◎聖ウルスラ学院英智高等学校4つの魅力
- 1. 人間力の涵養・磨き
尊厳なる命(存在)・表現・行動を認識した人間力の涵養 - 2. 確かな学力を身につける
生徒の多様な進路志望の実現に向けた教育課程の充実 - 3. 部活動で成長できる
競技力や表現力を向上させるとともに自主性や協調性や自己肯定感を育む - 4. みんなが主役
学修、生徒会活動、球技大会、運動会、英智(文化)祭、探究学習、部活動、特別活動、ボランティア活動
聖ウルスラ学院英智高等学校グランドデザイン 2022(令和4)年度
◎スクール・ミッション
~キリスト教的人間観に基づく人格の形成 ~「志」を持ち社会・未来の為に智を実践する人を育む~
◎アドミッション・ポリシー
建学の精神のもと、3つのコースの特色をよく理解し、明確な目的意識を持って「学問」「部活動」「生徒会活動」「ボランティア活動」等に積極的に取り組み、意欲を持って自分自身を成長させ、社会に貢献しようという志を持つ人
伝統を学ぶ教育
◇学校設定科目「仙台藩作法」
仙台藩において伝統的に受け継がれてきた武家作法( 礼法) を学ぶ場を、尚志コースでは週1時間、特別志学コースでは特別講座として年1回設定しています。目指すのは次の3点です。
- 1. 日本の伝統的な「礼」の形を通して節義ある行動を習得すること
- 2. 美しい自然とともにある様々な日本文化を学び体験することで豊かな情緒を育むこと
- 3. 歴史に敬意を払い、人としてのあるべき姿、存在意義や生き方に感化される心を育むこと
その根源にあるのは、
「敬する」ということであり、「人を思いやる心」「自然に振る舞う」「時宜によるべし」が礼法の三原則として掲げられている。
グローバル教育と伝統教育
「キリスト教的人間観に基づく人格の形成」を教育目的に掲げ、創立者聖アンジェラの精神性・国際性をうたう本校において、仙台藩作法の学びの根本に流れる「不易流行」の精神を学ぶことは、日本人としてのアイデンティティを手に入れて真の国際性を身につけることにつながり、また、人間の本質に触れることで、内的世界を確立することにも役立つと考えられる。本校では、これらを学ぶことで、より高次の伝統と文化の教育を目指している。
学校と保護者の連携教育(聖ウルスラ学院英智父母教師会)
[学校]と[家庭]と[生徒]のトライアングル
聖ウルスラ学院英智では、子どもたちを学校に呼び戻すと同時に、両親をも学校に呼び戻すために、「学校・家庭・生徒のトライアングルで臨む家庭との連携」の確立を目指しました。
グローバル教育
本校では英語圏のみならず、合計31もの多彩な留学プログラムを展開、さらに海外の姉妹校との交流事業が用意されています。長期にわたる綿密な事前学習を経て語学留学や海外研修を体験することで世界の異なる文化や生活を理解し、共同的価値が何かを見出す行動を起こすグローバル社会で求められる人材を育みます。
グローバル教育について、詳しくはこちらのページをご覧ください。