高校生による出前授業
2023.05.13
5月13日(土)、6年生の希望者を対象に、出前授業が行われました。
講師はなんと、本学院の高校3年生です!
彼女たちは高校Type2の生徒です。
研修旅行で行った企業訪問をきっかけに、その後継続して企業と連携しながら着物のリサイクルについて学び、実践的な活動を続けているということでした。
その一貫として、着物をリサイクルすることの意義を感じてもらいながら、思い出の品を作るということで、今回の体験授業が企画されました。
題材は「Kimono Yarn」を使ったブックカバーづくりです。
まずは説明が行われました。
画面にSDGsが写っていますね!
使われなくなった着物と、ヤーン(糸状にした物)です。
6年生は、自分たちで好きな柄を選びます。
高校生も、小学生が動きやすいよう、楽しくなるよう、一生懸命説明をしてくれました。
ブックカバーの生地は高校生が用意してくれました。
6年生は、仕上げとして、ペンホルダーや飾り付けを行います。
最後の部分だけを子どもたちにやってもらうことについて、高校生は「工作をすることが目的ではなく、着物リサイクルのよさを知ってもらうことが大切だから」と言っていました。
目的をきちんと考え、授業を組み立てている態度に感心させられました。
あと少し・・・
完成です!素敵にできあがりましたね!
今回の体験授業では、「誰かの思い出」である着物を、「自分の思い出」となるブックカバーを作りました。
楽しみながら着物リサイクルの良さを学ぶよい機会となりました。
講師をしてくれた高校生に感謝です。今後の活躍にも期待ですね!