S7年 美術館言語実習

2023.07.31

7月21日、7年生は言語技術の授業の一環で、美術館に絵の分析の実習に行ってきました。
今年度の行先は、福島県立美術館です。


「ブルターニュの光と風」という特別展が行われていました。

言語技術の授業で行っている「絵の分析」は、絵の中に根拠を求めながら、絵を解釈していく活動です。
例えば、絵に描かれている時間や場所、人物や状況を、描かれている事実をもとにしながら考えます。
この活動を通して、子どもたちの論理的思考力を育んでいます。

この実習では、日頃の本やコピー、画像ではなく、「本物」の絵で体験することが目的です。


グループごとに絵を解釈します。


様々な観点から絵を見ようとします。


あまり美術館に足を運んだことのない生徒たちにとっては、こうして絵を見ることそのものが貴重な体験です。


常設展では、福島県にゆかりのある作家の作品が提示されてました。


お気に入りの作品を探しています。


分析後は、解釈したことを共有し、作文にしあげます。


班での議論を元にしながら、全体で、作文の書き方を考えていきます。

こうして実際の絵を解釈する経験を積むことで、日頃の学習と生活がつながっている実感を子どもたちが持ってくれることを期待します。