理事長よりご挨拶

理事長よりご挨拶

神に愛され、人を愛し、自らに与えられた生命を生き抜いていく人間へ。

聖ウルスラ学院
理事長 梶田 叡一

 聖ウルスラ学院英智小・中学校は、文部科学省の教育課程特例校として、総合的に再編成した独自の教育課程で教育実践を展開してきました。特に「論理的な思考力」、PISA型「読解力」を育むための「言語技術科」等の研究開発には力を入れております。加えて中学校課程と高等学校は中高一貫校であり、小学校課程から高校特別志学コースまでの12年間を通して、一人ひとりの可能性を最大限に伸長する教育の道筋を整えております。(なお、平成24年春に、一貫教育のステージとなる小中学校の新校舎が一本杉キャンパスに完成しました。)

 私たちの教育の根本には普遍の原理があります。児童・生徒たちが元気で明るく毎日の学校生活を送り将来に向かって力を付けていく、という聖ウルスラ学院英智の教育の基本的なあり方を一貫して大事にしています。この土台には、一人ひとりを「神に愛され、人を愛し、自らに与えられた生命を生き抜いていく人間」へと育てるカトリック教育の理念があり、また仙台伊達家が大事にしてこられた日本の伝統的美風の伝承への決意があります。

 私たちは今日の激動の社会において、状況に応じた前進を図りながら、「不易」の教育理念に基づく新しい教育を創っていきます。皆様方の温かいご理解ご支援をよろしくお願いいたします。