生徒・保護者の声

Third Stage 生徒・保護者からのメッセージ

生徒と保護者の方から、メッセージと本校の感想を頂きました。

Type2コースクラス9年
田口芽衣


〈保護者様の声〉

当初娘がウルスラへの入学を考えたのは、国内トップレベルのバドミントン部があるからでした。充実した環境と熱心な先生方、強い先輩たちのもとで自分も頑張ってみたいとの本人の希望でした。しかし、説明会等に参加するうちに、娘も私も部活動以外のカリキュラムや授業内容にも惹かれてゆき、中学からの入学を決めました。

入学前は、新しくなる友人関係や勉強と部活動の両立など、不安なことばかりでした。しかし親の心配をよそに、すぐにたくさんのお友達ができ、勉強にも部活にも一生懸命に打ち込むようになりました。進度の速い勉強とレベルの高い部活動との両立は、大人の目から見ても大変だろうと思いますが、一度も弱音を吐かず、寧ろ毎日「学校が楽しい」と言って通う姿に正直とても驚いています。これも偏に、先生方や先輩後輩、仲良くしてくれる周りのお友達のおかげです。部活動の先生方は、厳しい練習の中にもいつも愛情を持って、全ての面で子どもたちのことを考えてご指導してくださいます。また、担任の先生を始め各教科の先生方は、生徒一人ひとりに目を配った授業をしてくださいます。特に、ウルスラ独自の「言語技術」を2年間学習したおかげで娘の記述力は飛躍的に伸びました。先生方の蒔いてくださった種が着実に成長していることを日々感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

国同士の争い、感染症、異常気象など様々な世界的難題を、これからの子どもたちは自らの力で解決して行かなくてはなりません。ウルスラの高い教育理念、充実した環境のもとで、娘もきっとその能力を仲間と切磋琢磨しながら身に付けていってくれるだろうと信じてやみません。

〈Type1 保護者からの声〉

2年前の春は、公立小学校からの進学で、新たな環境に馴染めるかという心配に加え、コロナウイルスの出現とともに始まる中学校生活に、親子ともに、大きな不安を抱えてのスタートでした。

しかし、先生方はネット配信で心のこもった入学式だけでなく、オンラインや分散登校での授業など、あの時期の不安に即座に対応して下さいました。学校生活でもすぐに友だちができ、「授業が楽しい」という息子の話からは、授業も一方的ではなく、グループで取り組むなど、その教科が苦手でも得意でも参加でき、満足できる内容だということがわかり、先生方の生徒への想いが伝わってきました。

また、日頃から生徒一人ひとりをよくみて、親も気づいていない息子の長所を伸ばそうとして下さることにも深く感謝しております。科学甲子園に向けて仲間と準備をする姿、帰宅後にスポーツ大会のための資料を一生懸命考える姿などを見て、日々息子の成長を感じています。我が子の成長への実感は、親にとってこの上ない嬉しさです。

息子は目標を実現するためにType1コースを志望しました。Type1コースは1日9時間授業です。大変だろうと心配する親の気持ちとは裏腹に、本人はとても充実した学校生活を送っているようです。『求めなさい。そうすれば、与えられる。(ルカによる福音第11章9節)』と聖書にありますが、恵まれた環境で過ごす日々に感謝し、お互いを高めあえる仲間と切磋琢磨しながら、何事も与えられるのを待つのではなく、自分が何を求めているか考え、それを得るために努力を重ね、夢の実現に向けて頑張ってくれることを願っています。